戦後の歌舞伎発展や海外への紹介に大きな足跡を残した松竹会長の永山武臣(ながやま・たけおみ)氏が、13日午前7時48分、急性白血病のため亡くなった。81歳。告別式は、16日午前11時30分から東京都港区南青山2の33の20の青山葬儀所。社葬は、28日正午から中央区築地3の15の1の築地本願寺第二伝道会館で。葬儀委員長は迫本淳一・松竹社長。連絡先は同所4の1の1の松竹総務部。喪主は長男でフジテレビプロデューサーの耕三(こうぞう)氏。
襲名口上の「・・この度、松竹永山会長始め諸先輩方のお許しを得まして・・代目・・・なんたらを襲名するはこびとあいなりましてございます・・・」の台詞で有名な会長さんでしたね。それだけ戦後の歌舞伎界に尽力された方であったということでしょう。 ご冥福をお祈りいたします。
読売新聞 2006年12月13日