劇場案内 

金丸座

Kanamaruza

 1835年竣工。旧金比羅大芝居(金丸座)は、現存する日本最古の芝居小屋で国の重要文化財に指定されている。建設当時の金比羅大芝居は、江戸、大阪などの大都市にある小屋に匹敵する規模のものであり、全国有数の芝居小屋としてその名をとどろかせていた。1955年頃より郷土史家などを中心に復元運動が始まる。1970年芝居小屋として始めて国の重要文化財に指定されたのを契機として急速に復元活動が進み、1976年天保の姿をそのままに移築復元された。また近年耐震補強工事による客席の4本の柱の撤去をはじめ花吹雪などを降らせるための「ぶどう棚」や宙乗り装置の「かけすじ」を復元するなど、江戸時代の芝居小屋の姿にさらに近づける改修工事を行っている。

Kabuki-za Theater

歌舞伎座

Kabukiza

伝統芸能である歌舞伎の殿堂として多くの市民に親しまれてきた建物で、国の登録有形文化財に認められた文化遺産。伝統的な意匠の価値が今後も近代化してゆく銀座の都市景観において重要な建物。でも建替えが計画中なので、早めに一度足を運んでみましょ。

1889年 木造の初代歌舞伎座竣工
1921年10月 焼失
1924年12月

「不燃構造で和風意匠を持つ 劇場建築」としてに竣工 

東京美術学校(現・ 東京芸術大学)の教授であった岡田信一郎(1883〜1932)が設計

1945 年5月 空襲で被災
1950年12月

復旧と設備の増強を意図した戦災復興工事を終了

東京芸術大学の教授であった吉田五十八(よしだいそや)(1894〜1974)が意匠設計を担当

2002年2月 国の登録有形文化財に登録
2005年11月 各紙朝刊において、中央区銀座四丁目に建つ歌舞伎座の建替えが計画されているとの新聞発表

年間を通して上演しているが興行内容が毎年決まっている月も。

5月 「團菊祭」
九代目市川團十郎と五代目尾上菊五郎さんを偲ぶ公演。二人の役者に由のある演目、役者がそろい華やかな公演となる。
9月 「秀山祭」
初代中村吉右衛門さんの生誕120年を記念して、2006年から毎年9月に上演。播磨屋型を堪能できる一月。番頭さんなどの関係者が着ているはっぴもこの月ならではもの。
11月 「顔見世大歌舞伎」

11月の歌舞伎座公演は有名歌舞伎役者が多数出演する顔見世。劇場の入り口の上に掲げられる櫓はこの月限定。

新橋演舞場

Shinbashienbujyou

 大正14年開場、当時花街だった新橋の芸者連の「東をどり」の披露の場として作られたのが始まり。赤レンガを基調とした劇場正面は昭和57年に新装されたもの。以前は4月から5月はスーパー歌舞伎を恒例演目にしていた。2006年からの5月は中村吉右衛門さんが座長で歌舞伎を上演。楽しみ楽しみ。

National Theater

国立劇場

Kokuritaugekijyou

設計は岩本博行。1966年竣工。 東大寺正倉院の校倉造りをモチーフとした外観。

延床面積:26,567u 構造:鉄骨鉄筋コンクリート造 地下2階地上3階

大劇場と小劇場があり、伝統芸能全般が上演されている。歌舞伎は1月、3月、10月、11月、12月に定期公演が行われる。

御園座

Misonoza

 明治30年の開場以来、歌舞伎をはじめ、商業演劇などが上演される劇場。毎年定例で、4月と10月に歌舞伎を上演。10月は「吉例顔見世興行」。