今週のおすすめ犯科帳

二代目 中村吉右衛門さんが出演した鬼平犯科帳の作品を毎週1作品紹介します。DVDのレンタルや購入の参考になれば幸いです。

No

シリーズ 巻数

- タイトル

メインゲスト

おすすめ度

食べたくなる料理

あらすじ

おすすめシーン

ネタバレ

原作

鬼平犯科帳 第1シリーズ

1 第1話 「暗剣白梅香」

中村又五郎

牟田悌三

近藤正臣

川海老

「長谷川平蔵」の火付盗賊改解任後、江戸の治安はみるみる悪化。「京極備前守高久」こと「仲谷昇」は平蔵にもとの役職に戻って欲しいと懇願。再任後平穏な日々が続くように思えたが、ある晩、すさまじい殺気をもつ剣客に平蔵は襲われる。この剣客、実は親の仇である「森為之介(船宿の亭主になりを潜めている利右衛門)」こと「牟田悌三」を二十年も捜し続けた末、人殺しをするまでにおちた「金子半四郎」こと「近藤正臣」であった。森為之介、長谷川平蔵、金子半四郎の三人の結末は如何に?

池波正太郎と交流があったといわれる中村又五郎が出演する作品の一つ。

 

03:33 「願っても無き事、それがしぬくぬくと微温湯のような役職より、烈風苛烈、常に命懸けのお役目こそ性にあっておりまする」

04:51 「皆喜んでくれるのか。んーそうかー。苦労ばかりの仕事なのにな。皆世話になる。またよろしく頼む。」

16:13 「うめーなこの川えびは。赤身の色のよさほんのりとした塩加減がなんともいえねえ」

39:26 平蔵が金子半四郎に刀を突きつけられた瞬間

 

第1巻

「暗剣白梅香」

2 第2話 「本所桜屋敷」 -

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相模の彦十の性分を気に入った平蔵の裁きは・・・。

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第1巻

「本所桜屋敷」

3 第3話 「蛇(くちなわ)の眼」  -
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第2巻

「蛇の眼」 

4 第4話 「血頭の丹兵衛」 -
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第1巻

「血頭の丹兵衛」

5 第5話 「血闘」 -
おまさの性分を気に入った平蔵の裁きは・・・。
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第4巻

「血闘」

6 第6話 「むっつり十蔵」 -
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7 第7話 「明神の次郎吉」  -
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第8巻

「明神の次郎吉」 

8 第8話 「さむらい松五郎」 -
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第14巻

「さむらい松五郎」

9 第9話 「兇賊」  -
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第5巻

「兇賊」 

10 第10話 「一本眉」

芦田伸介

卵粥

眉毛が一本につながっている老盗「清洲の甚五郎」こと「芦田伸介」の命をねらう輩が。そんな危機を助けた平蔵はなんと二人っきりで一晩飲み明かすことに。

1:12:35 「人が横道に逸れるにはそれなりに訳があるもんだい。」

1:22:40 「忘れたのかい?俺とおめえは一晩飲み明かした仲じゃねえか。」

第13巻

「一本眉」

11 第11話 「狐火」  -
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第6巻

「狐火」 

12 第13話 「笹やのお熊」 -
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13 第12話

スペシャル

「兇剣」

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第3巻

「兇剣」

14 第14話 「あきれた奴」

中村橋之助

出産で妻子をなくした同心「岡村啓次郎」こと「中村橋之助」は、その日以来剣術の稽古に没頭し、人が変わったようにお役目に励んでいた。そんなある日、身投げしようとする親子の命を助ける。話を聞いてみると十日ほど前に盗みの現行犯で岡村が捕らえた「鹿留の又八」こと「平泉成」の女房と子供であった。そんな妻子に一目だけ会わせてやろうと、一存で牢から又八を出してやることに・・。

吉右衛門さんより橋之助さんが映っている時間のほうが長いのでは・・っと思うくらい橋之助さんのシーンが満載。平泉成さんとの渋い演技に涙が流れてしまう一品。

10:16 「いや、しかし岡村もあれ以来見違えるほど人間が大きくなった。やがては人の真似できぬ働きをするやも知れぬぞ。」

20:06 「あやつ、なかなかやりおるわい。」

29:56 「ん?いや、わしの耳にはそのようなうわさとんと入ってこぬがな」

30:09 「なに?腹の中?空っぽ空っぽ。」

(あの着流しの時の腹は自前なのか?タオルなのか?それとも徳がつまっているのか?気になりますね。)

第8巻

「あきれた奴」

15 第15話 「泥鰌の和助始末」 -
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第7巻

「泥鰌の和助始末」

16 第16話 「盗法秘伝」 

フランキー堺

シソの葉のにぎりめし

江戸への道中、平蔵は「伊砂の善八」こと「フランキー堺」に気に入られ、正体を隠して泥棒の手下になることに・・・。
42:47 「重要にして秘密を要することは頭の中に書き込みおくを要す。」

第3巻

「盗法秘伝」 

17 第17話 「女掏摸お富」 -
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第2巻

「女掏摸お富」

18 第18話 「浅草・御厩河岸」 -
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第1巻

「浅草・御厩河岸」

19 第19話 「むかしの男」 -
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第3巻

「むかしの男」

20 第20話 「山吹屋お勝」  -
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第5巻

「山吹屋お勝」 

21 第21話

「敵(かたき)」

江守徹

綿引勝彦

和朝食

 

「岸井左馬之助」こと「江守徹」は旅の途中盗賊二人の惨劇を目撃。「蓑火の喜之助」の流れをくむ「五井の亀吉」の息子「与吉」が親の敵討ちの為に、「大滝の五郎蔵」こと「綿引勝彦」を手に掛けようとしていたのだ。身に覚えのない言いがかりに困惑する五郎蔵。はたしてこの事件の発端は如何に?

五郎蔵の性分を気に入った平蔵の裁きは・・・。

49:07 「おい、もったいつけずに早く申せ。」

1:16:12 ご飯をもぐもぐ、味噌汁を飲む瞬間

1:23:57 「盗賊改方長谷川平蔵である」

1:28:33 「よし、決まった。五郎蔵、ここに百二十両ある。密偵としての支度金だ。」

第4巻

「敵」

DVDでは、五郎蔵は手下である病持ちの「己斐の文助」の女「おなみ」を新吉原から身請けするのに必要な金百二十両を工面する為盗みを企てている。原作ではこの女の登場はが見当たらない。

22 第22話 「金太郎そば」  -
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23 第23話 「用心棒」 -
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第8巻

「用心棒」

24 第24話 「引き込み女」  -
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第19巻

「引き込み女」 

25 第25話 「雨の湯豆腐」 -
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26 第26話

スペシャル

「流星」

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第8巻

「流星」

鬼平犯科帳 第2シリーズ

27

    第 話

スペシャル

「殿さま栄五郎」 

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第14巻

「殿さま栄五郎」 

28

       第 話

スペシャル

「雲竜剣」

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29

        第1話 「おみね徳次郎」 

峰竜太

宮下順子

朝茶

落雁

髪結いの「徳次郎」こと「峰竜太」は、暮らし始めて二年近くになる「おみね」こと「宮下順子」に、自分が盗賊「網切の甚五郎」の配下であることを知られてしまった為、殺害しようと試みる。この「おみね」も実は盗賊。「法楽寺の直右衛門」の配下であり、密偵「おまさ」の幼馴染。なんと盗賊界における禁断の恋愛。遊びのつもりが何時しか本気に愛し合った二人。果たして二人のゆくすえは如何に?

01:01 鈴虫の音を聞き蝋燭の炎を見た瞬間

21:17 「そうであったな。泣き出しそうな空合だな。」

28:41 「この期に及んで嘘をいっても仕方あるまい。」

40:18 「法楽寺の直右衛門」を「おみね」の前で斬りころす瞬間

42:25 落雁を口にしようとする瞬間

第4巻

「おみね徳次郎」

DVDでは「網切の甚五郎」と「法楽寺直右衛門」一味を一網打尽にするようだが、原作は「網切の甚五郎」一味はおしくも取り逃している。

また幼馴染をうった「おまさ」との約定の為「おみね」の処分をどうするか・・と悩んでいる原作に対し、DVDでは高崎の街で夫婦仲良く暮らしているという嬉しいハッピーエンド的なシーンが。

30

第2話 「むかしの女」 -

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山田五十鈴の三味線も存分に楽しめる作品。

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第1巻

「むかしの女」

31

        第3話 「白い粉」  -
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第9巻

「白い粉」 

32

第4話 「托鉢無宿」 -
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「乞食坊主」

33

        第5話 「五年目の客」  -
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第4巻

「五年目の客」 

34

第6話 「雨引の文五郎」 -
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第9巻

「雨引の文五郎」

35

        第7話 「猫じゃらしの女」 -
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第6巻

「猫じゃらしの女」

36

第8話 「盗賊二筋道」 -
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「高萩の捨五郎・寺尾の治兵衛」

37

            第9話 「本門寺暮雪」  -
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第9巻

「本門寺暮雪」 

38

第10話 「女賊」 -
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第5巻

「女賊」

39

        第11話 「四度目の女房」  -
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40

第12話 「雨乞い庄右衛門」 -
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第7巻

「雨乞い庄右衛門」

41

        第13話 「密告」  -
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第11巻

「密告」 

42

第14話 「夜狐」 -
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43

        第15話 「霧の朝」  -
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第19巻

「霧の朝」 

44

第16話 「白と黒」 -
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第8巻

「白と黒」

45

        第17話 「春の淡雪」 -
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第21巻

「春の淡雪」

46

第18話 「下段の剣」 -
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47

        第 話

スペシャル

「熱海みやげの宝物」

いかりや長介

あわびづくし

鰈の煮付け

「馬蕗の利平治」こと「いかりや長介」は、大阪の盗賊「高窓の久兵衛」の嘗め役で、もう30年余り忠実な配下であった。しかし久兵衛の死後、浪人上がりの高橋九十郎は、二代目となるはずの久太郎の殺害を密計し、一味ののっとりを実行したのであった。困りに困った利平治の前に現れた救世主がなんと平蔵と彦十。湯治場熱海から小田原を舞台に繰り広げられる話の展開に目が離せない。

馬蕗とは牛蒡の別名。

46:13 「うるせえやつだなぁ・・・。」

59:17 「おめえと心中はあまり色っぽくねえなぁ。」

第13巻

「熱海みやげの宝物」

原作では、高窓の二代目の久太郎は、盗賊の足を洗って、江戸の宿屋扇谷の跡継ぎになり暮らすが、DVDでは肝臓の病で亡くなったとされている。

 

鬼平犯科帳 第3シリーズ

48         第1話 「鯉肝のお里」 -
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第9巻

「鯉肝のお里」

49 第2話 「剣客」 -
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第6巻

「剣客」

50         第3話 「馴馬の三蔵」 -
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第18巻

「馴馬の三蔵」

51 第4話 「火付け船頭」 -
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第16巻

「火付け船頭」

52         第5話 「熊五郎の顔」  -
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53 第6話 「いろおとこ」 -
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第12巻

「いろおとこ」

54         第7話 「谷中いろは茶屋」  -
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第2巻

「谷中・いろは茶屋」 

55 第8話 「妙義の團右衛門」

菅原謙次

のっぺい汁

上州、信州を本拠地に盗みを働「く妙義の團右衛門」が、火付盗賊改がいる江戸に乗り込んできた。彼の仕事を手伝うことになった「高萩の捨五郎」こと「菅原謙次」は実は平蔵の密偵。平蔵を相手に互角にふるまう團右衛門の首尾は如何に。

密偵「高萩の捨五郎」の命を平蔵は守りきれるのか?

56:17 「では、おまえが妙義の團右衛門の一味に加わって様子を知らせてくれるというのか。」

1:19:20 「團右衛門も動く。相撲でもがっぷりとよつになった時は先に仕掛けた方が分が悪い。奴のようなしたたかな男を捕まえるにはじっくり構えなくてはならない。」

1:28:10 「妙義の團右衛門、思いの外早く現れたな。」

 

第19巻

「妙義の團右衛門」

56         第9話 「雨隠れの鶴吉」  -
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第11巻

「雨隠れの鶴吉」 

57 第10話 「網虫のお吉」 -
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第16巻

「網虫のお吉」

58         第11話 「夜鷹殺し」 

梶芽衣子

梅茶

夜鷹を狙った連続殺人!犯人を捕まえるべく、密偵「おまさ」こと「梶芽衣子」をおとりに、平蔵と密偵「相模の彦十」の三人による危険な捜査が始まる。その捜査上に浮かんできた犯人は二百石の旗本であった。

41:59 「こえーぞー俺も男だからな。」

43:27 番傘を広げて歩き出した瞬間

第4巻

「夜鷹殺し」 

DVDでは火付盗賊改でこの夜鷹殺しの犯人を捕まえると断言するシーンがあるが、原作はあくまで町奉行所の扱いゆえに極秘捜査。

昔も今と変わらず行政は縦割りだったのですね。

59 第12話 「隠居金七百両」 -
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第7巻

「隠居金七百両」

60         第13話 「尻毛の長右衛門」 -
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第14巻

「尻毛の長右衛門」

61

第14話 「二つの顔」

花沢徳衛

煎餅

見回りの途中、「与平」こと「花沢徳衛」の誘いにのり女難に遭した平蔵は、ある茶屋に不審を抱く。頬に大きな傷のある男が出入りしているこの茶屋はいったい?

49:10 「女難か、おー女難か。はははは。」

57:06 「おめーはまだまだ先のある身、自分を大事にするんだよ。」

1:03:17 「おまえも半分」

1:04:04 「ん、そうか、気にするな。彦十の話だとワシは女難の相があるそうだ。」 

1:10:04 「お、忠吾を呼んでくれ。」の後のおとぼけシーン。

第12巻

「二つの顔」

62         第15話

スペシャル

「炎の色」

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第23巻

「荒神のお夏」

第24巻

「お熊の茶店」

63         第16話 「おしま金三郎」 -
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第20巻

「おしま金三郎」

64 第17話 「忠吾なみだ雨」 -
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「お雪の乳房」
65         第18話 「おみよは見た」  -
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66 第19話 「密偵たちの宴」 -
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第12巻

「密偵たちの宴」

鬼平犯科帳 第4シリーズ

67

        第1話 「討ち入り市兵衛」 

中村又五郎

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池波正太郎と交流があったといわれる中村又五郎が出演する作品の一つ。

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第21巻

「討ち入り市兵衛」 

68 第2話 「うんぷてんぷ」 -
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第16巻

「霜夜」

69         第3話 「盗賊婚礼」  -
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第7巻

「盗賊婚礼」 

70 第4話 「正月四日の客」

山田五十鈴

河原崎長一郎

あんこう鍋

正月四日、「おこう」こと「山田五十鈴」の店が出すメニューは、さなだ蕎麦という信州のねずみ大根(小型の辛味の非常に強い大根でそばの薬味などに向く)を使った一風変わった一品のみ。そんな蕎麦を好んでおかわりまでする珍客が!彼こそ「亀の小五郎」こと「河原崎長一郎」。亀の異名をもつ用心深い大盗賊。果たして平蔵はこの頭をつかまえられるのか?

山田五十鈴の三味線も存分に楽しめる作品。

1:03:01 「お!あんこ鍋か。いやーこれは俺の好物だよ。」

1:16:34 「亀はいずれは首を伸ばして動き出す。それを待てばいいのだ。」

1:29:28 「人の心と食い物の結びつきは思うようには解けねえってことよ。なあ、おこう。」

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71         第5話 「深川・千鳥橋」  -
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第5巻

「深川・千鳥橋」 

72 第6話 「俄か雨」 -
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第18巻

「俄か雨」

73         第7話 「むかしなじみ」  -
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第10巻

「むかしなじみ」 

74 第8話 「鬼坊主の女」 -
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75         第9話

「霧(なご)の七郎」 

原田大二郎

漬物

中国すじや上方を縄張りにしている「霧の七郎」が、先年平蔵に殺された実兄「小川や梅吉」のうらみをはらしに江戸へ乗り込んだ。仕返しの手始めは、平蔵の跡継ぎ「長谷川辰蔵」の命を奪うよう、旅浪人「上杉周太郎」こと「原田大二郎」に百両で依頼。次は従兄弟の「三沢仙右衛門」宅の夜襲であった。次々と平蔵の身辺を襲う大事件。果たしてその首尾はいかに?

03:48 「奥方様、お声がお高い。」

09:03 「なあに気にするな。相手が盗人一味とうとうならまた網にひっかかる。」

41:34 「人にはなあ、もって生まれた器量というものがある。天命というものがある。その天命を知らずしらず自らその芽を摘み取ってしまうものもある。辰蔵、己をしるということも大切だぞ。」

43:43 「辰蔵め。剣の道は俺のせがれとは思えねえが、女の道はどうしてどうして、やっぱり俺のせがれだ。ふふふ。」

第4巻

「霧の七郎」 

DVDと原作がかなり違う作品。DVDでは「三沢仙右衛門」宅での捕り物で、「霧の七郎」をめでたく捕らえているが、原作は京に逃げ失せている。

上杉周太郎を事によってはリクルートしようかと思案していた平蔵の姿も。火付盗賊改も会社と同様いい人がいれば採用するようですね。

76 第10話 「密偵」 -
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第2巻

「密偵」

77         第11話 「掻堀のおけい」 -
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第7巻

「掻堀のおけい」

78 第12話 「埋蔵金千両」 -
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第2巻

「埋蔵金千両」

79         第13話 「老盗の夢」  -
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第1巻

「老盗の夢」 

80 第15話 「女密偵・女賊」 -
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第24巻

「女密偵女賊」

81         第14話

スペシャル

「ふたり五郎蔵」

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第24巻

「ふたり五郎蔵」

82         第16話 「麻布一本松」  -
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第21巻

「麻布一本松」 

83 第17話 「さざ浪伝兵衛」 -
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84         第18話 「おとし穴」  -
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第4巻

「あばたの新助」

85 第19話 「おしゃべり源八」 -
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第5巻

「おしゃべり源八」

鬼平犯科帳 第5シリーズ

86         第1話 「土蜘蛛の金五郎」 

遠藤太津朗

赤塚真人

里芋と葱のふくめ煮

蒟蒻の白和え

海老天麩羅蕎麦が一杯30文、汁に惣菜に漬物に飯で20文が相場の江戸に、定食をわずか7文で提供する飯屋の亭主は「土蜘蛛の金五郎」こと「遠藤太津朗」。この金五郎を怪しいと睨みをつけた長谷川平蔵は、変装して長期捜索することに。そんな平蔵に近づいてきた金五郎はなんと殺しを依頼。その殺害相手は火付盗賊改の頭であった。

01:56 「おい兎、もうちっと離れろ。このなりに火盗改の提灯は似合わねえ。」

06:25 「なーに一万匹っていうのは、(眉唾)これだろうがな。」

08:27 「図星だ。こいつは当分やめられねえ。」

12:11 「なんだこれは。」

15:52 「いずれ心置きなく飲もうな。」

16:51 「盗人。世間でよく言うじゃないか。明日は雨降り。人を見たら泥棒と思え。」

24:19 「かねて打ち合わせの事態到来。ご出馬を乞う。」

40:40 「この借りはこら返さなくっちゃならねえ。」

第11巻

「土蜘蛛の金五郎」

金五郎の手下の「子之次」こと「赤塚真人」がDVDでは登場し、平蔵の杯に毒がもられていることをこっそり教えてくれたりと、スパイスをきかせている。

87 第2話 「怨恨」 -
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第20巻

「怨恨」

88 第3話 「蛙の長助」 -
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第10巻

「蛙の長助」

89         第4話 「市松小僧始末」  -
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90 第5話 「消えた男」 -
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第10巻

「消えた男」

91         第6話 「白根の万左衛門」  -
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第16巻

「白根の万左衛門」 

92 第7話 「お菊と幸助」 -
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93         第8話 「犬神の権三郎」  -
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第10巻

「犬神の権三郎」 

94 第9話 「盗賊人相書」 -
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第6巻

「盗賊人相書」

95         第10話 「浅草・鳥越橋」 -
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第9巻

「浅草・鳥越橋」

96 第11話 「隠し子」 -
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第23巻

「隠し子」

97         第12話 「艶婦の毒」  -
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第3巻

「艶婦の毒」 

98 第13話 「駿州・宇津谷峠」 -
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第3巻

「駿州・宇津谷峠」

鬼平犯科帳 第6シリーズ

99         第1話

スペシャル

「蛇苺の女」

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100         第2話 「お峰・辰の市」  -
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第21巻

「泣き男」

101 第3話 「泥亀」  -
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第9巻

「泥亀」 

102 第4話 「浮世の顔」 -
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第14巻

「浮世の顔」

103         第5話 「墨斗の孫八」  -
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第13巻

「墨つぼの孫八」 

104 第6話 「はさみ撃ち」

中村嘉葎雄

垂水悟郎

松田美由紀

広島、博多をなわばりに働いていた大盗賊の「猿皮の小兵衛」こと「中村嘉葎雄」は、畳の上で大往生する為しがらみの無い江戸に向かい、萬年屋という薬屋を開業し、年の差がある若い女房「おもん」こと「松田美由紀」と静かに暮らしている。年頃のおもんはなんと出入りの貸し本屋の若い男と良い仲に。人の目をしのんでおもんの寝間に忍び込むこの男も実は盗賊。この盗賊は盗賊が経営している店に盗みに入ろうと策を練っているのであった。

「中村獅童」の叔父さんにあたる「中村嘉葎雄(なかむらかつお)」出演の作品。

50:42 「おめえにつける薬があればなあ」

1:05:49 「一人はこの俺様だ」

1:06:32 「こいつは近頃楽しみな仕事だぜ」

1:10:55 タバコをくぐらせるシーン

1:13:35 「ふっ、ちょいと貸すには覚えがねえ。」

1:29:14 「あの面をみろよ、あの面を。え、何に見えた?あれはもう人間の顔じゃねえ。あそこまで行けば仏様だ子供に返ったと言ってもいい。欲も得も無く、毒も害もねえ。どうでい。あれが大盗賊だ。俺の若い頃には大分残っていたが近頃じゃ格が落ちたな。」

第7巻

「はさみ撃ち」

105         第7話 「のっそり医者」  -
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第6巻

「のっそり医者」 

106 第8話 「男の毒」 -
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107         第9話

スペシャル

「迷路」

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108         第10話 「おかね新五郎」 -
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第19巻

「おかね新五郎」

109 第11話 「五月闇」 -
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第14巻

「五月闇」

鬼平犯科帳 第7シリーズ

110         第1話 「麻布ねずみ坂」  -
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第3巻

「麻布ねずみ坂」 

111 第2話 「男のまごころ」  -
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第5巻

「鈍牛」

112 第3話 「妖盗葵小僧」 -
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第2巻

「妖盗葵小僧」

113         第4話 「木の実鳥の宗八」  -
「木の実鳥」とは猿の事。
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第13巻

「春雪」

114 第5話 「礼金二百両」

磯辺勉

中村歌昇

葱入りのいり卵

白粥

裕福な家柄の「横田大学」こと「磯辺勉」の跡取が誘拐され身代金千両を要求されるという事件が起こる。子供の命を守る為、極秘に「小林金弥」こと「中村歌昇」と平蔵の二人が大奮闘。しかしこの事件の根底には御家の曰くが・・・。

51:20 「苦労をかける。」

51:41 「出来ればな。それができんのだ。」

1:28:30 「ありがとよ。おい、だが誰にも言うなよ。」

第6巻

「礼金二百両」

DVDでは事件解決のささやかなお礼にと横田大学が金二百両を持参しているが、原作では何かお礼がしたいという横田大学に対して平蔵が「金二百両いただきましょう」となっている。

身代金千両の事件解決の礼金が五分の一の二百両。高い?安い?

115         第6話 「殺しの波紋」

萩原流行

河原さぶ

大藤三莱

おちはぜの佃煮

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05:31 「さすが、兎の耳は長くて目ざといの。」

06:57 「まあ、いずれにせよめでたい事だ。力になるゆえ何なりと相談してくれよ。」

10:40 「女がわざわざ人を介して手紙を渡すなんざ手が込みすぎてら」

14:58 「今すぐ行け、そうしてくれ。」

15:42 おちはぜの佃煮を手づかみで食べる姿

第13巻

「殺しの波紋」

原作では、「穴」に登場した扇屋平野屋源助とその番頭である茂兵衛が密偵として活躍するが、DVDでは彦十、おまさ、粂八の三人が事件の真相をさぐるべく大奮闘。

116 第7話 「五月雨坊主」 -
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第10巻

「五月雨坊主」

117         第8話 「泣き味噌屋」  -
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第11巻

「泣き味噌屋」 

118 第9話 「寒月六間掘」 -
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第7巻

「寒月六間掘」

119         第10話 「見張りの糸」 -
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第16巻

「見張りの糸」

120 第11話 「毒」

佐川満男

卵酒

 小鍋へ卵を割りこみ、酒と少量の砂糖を加え、ゆるゆるとかきまぜ、熱くなったところで椀にもり、これに生姜の搾り汁を落す。

蕎麦

師走の境内、平蔵は掏摸「伊太郎」こと「有薗芳記」が掏りをする現場を目撃し、現行犯逮捕。盗み取ったものを検めると、笹竜胆の家紋が入った袱紗に三十両の大金と毒薬が一つ入っていた。持ち主は陰陽師の「山口天竜」こと「佐川満男」。不穏な行動に事件を嗅ぎ取った平蔵は事件解決に奔走する。

48:33 「へっへ」

1:01:06 「その通りだどうだ酒井。」

1:01:58 「この泰平の御世に命懸けの仕事などめったにあるものではない。男冥利に尽きるというものではないか。」

1:02:38 「んーさようか。明日はおぬしがたぐりに行ってくるといいや。」

1:10:07 「上手く相手がツボにはまってくれるとよいのだが、へっへ。」

1:21:25 番傘を広げる瞬間

1:24:43 「金ずくで丸めこもうとしても、ふっ、駄目だよ爺さん。」

第11巻

「毒」

原作とDVDがかなり近い作品の一つ。

事件解決のため牢から出された伊太郎が、原作では蕎麦を食べるのだが、DVDでは淡雪饅頭を腹の足しに。

121         第12話 「あいびき」  -
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122 第13話 「二人女房」 -
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123         第14話 「逃げた妻」 -
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第19巻

「逃げた妻」

124 第15話 「見張りの見張り」 -
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第12巻

「見張りの見張り」

鬼平犯科帳 第8シリーズ

125         第1話

スペシャル

「鬼火」

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126         第2話 「瓶割り小僧」  -
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第21巻

「瓶割り小僧」 

127 第3話 「穴」

坂上二郎

京扇子を商う「平野屋源助」こと「坂上二郎」の店に隣接する壺屋の蔵に盗人が。しかしこの盗人、盗んだ金をまた持ち主に返したりとちょっと変わった嗜好があるらしい。盗人の本当の目的、本性はいかに?

49:58 「この盗人、どうあっても捕らえてみてえ。」

1:27:11 「おい、金を出せ。」 

第11巻

「穴」

128         第4話 「眼鏡師市兵衛」  -
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129 第5話 「はぐれ鳥」  -
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第12巻

「白蝮(しろまむし)」

130 第6話 「おれの弟」 -
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第18巻

「おれの弟」

131         第7話 「同門対決」 

森次晃嗣

根岸季衣

石丸謙二郎

密偵「小房の粂八」が平蔵から任されている船宿鶴屋に、「砂蟹のおけい」こと「根岸季衣」と、「笠倉の太平」こと「石丸謙二郎」が現れる。隠し部屋より二人の話を盗み聞きした粂八は、「長沼又兵衛」こと「森次晃嗣」を頭に江戸巣鴨の徳善寺でお勤めが行われることを知る。しかもこの又兵衛は平蔵と高杉道場での同門で竜虎とよばれた間柄だったとか。剣術の腕と、盗みの知恵比べの結果は如何に?

13:04 「人の一生にはむごい巡り会わせがあるものよ」

39:41 「俺の言うことがきけんのか!」

39:55 「あーあー、いつまでたっても人の心の優しさがわからねえ野郎だな。己の腕に誇りながら根は焦心、よくよくの臆病者。所詮貴様は虎の衣を借る狐だ。馬鹿め!」

43:54 「あーいやなに、他出にはこの上なきよい陽気じゃ。なあ彦。行ってまいる」

第12巻

「高杉道場・三羽烏」

原作では、長谷川平蔵と岸井左馬之助のペアを竜虎、さらに一人長沼又兵衛を加えたトリオを三羽烏と呼んでいるが、DVDでは左馬之助の登場は省かれ、平蔵と又兵衛の二人が竜虎として仕上げてある。

132 第8話 「影法師」 -
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第16巻

「影法師」

133         第9話

さらば鬼平犯科帳

スペシャル

京の帰り道、長谷川平蔵が鈴鹿山中にて足を滑らせ惜しくも事故死したという訃報が火付盗賊改に入る。この情報を聞きつけ、大阪の大盗賊の「白子屋菊右衛門」こと「金田龍之介」は頭である鬼平が不在の江戸に乗り込んでくる。はたしてその首尾は如何に?

鬼平犯科帳ハイライトを集めた作品。まずこれを観てからどの作品をレンタルするか決めても良いのでは?収録作品は、「血頭の丹兵衛」「本所桜屋敷」「血闘」「むかしの男」「むかしの女」「托鉢無宿」「本門寺暮雪」「笹屋お熊」「兇賊」「泥鰌の和助始末」「熱海みやげの宝物」「盗法秘伝」「一本眉」「敵」「蛇の眼」他。

1:20:21 「ふふふ。おそろいで朝帰りとはこいつはおやすくねぇなぁ。」

1:29:39 「ああ、久枝、辛い思いをさせてすまなかったな。ああいやわかったわかった、もう二度とこんな嘘はつかん。許せ。」

1:30:59 お気に入りの銀煙管で煙草をのむシーン。(吉右衛門さんは煙草は吸えないそうですが・・・。)

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鬼平犯科帳 第9シリーズ

134         第1話

スペシャル

「大川の隠居」

財津一郎

平 淑恵

深水三章

本田博太郎

大滝秀治

白粥

鯉の塩焼き

上方の盗人である「生駒の仙右エ門」こと「財津一郎」が、江戸の盗人と手を組み盗みを企んでいた。盗む予定の千両箱は船で運ぶ大仕事。そんな仕事の船頭に老人「友五郎」こと「大滝秀治」が抜擢された。果たしてその首尾は如何に。

スペシャルなだけあってゲストもかなり豪華!

平成19年5月の新橋演舞場で歌舞伎として上演される作品。是非一度チェックしてから劇場へ!

09:32 診察の為、平蔵のもとを訪れた医師が「酒などむろんのことじゃ」とドクターストップした瞬間。

11:30 寝間で布団をかぶり、「いや、俺は三日も待っていたのよ。おめえに宿直の番が回ってくるのをな。」

16:11 「えーところでな久栄、ちょいと頼みがあるんだがな。あの、一服、一服で良いのだがぁ。ん、そのにらんだところが良い女だ。」

45:18 平蔵が盗み酒を用意し、いそいそと自分の寝間に戻るシーン。

1:19:15 「火付盗賊改方長谷川平蔵である。」

1:31:59 「なあ、友蔵。人というのは妙な生き物だなあ。」

第6巻

「大川の隠居」

135

        第2話 「一寸の虫」  -
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第18巻

「一寸の虫」 

136 第3話 「男の隠れ家」 -
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第21巻

「男の隠れ家」

137         第4話 「一本饂飩」 

石橋蓮司

尾美としのり

あわびのおどり焼き

同心「木村忠吾」こと「尾美としのり」は見回りの途中名物一本饂飩の店にて税理士で男色の「寺内武兵衛」こと「石橋蓮司」と酒を酌み交わす。しかしその日をさかいに忠吾は役宅へ戻らなくなった。一体何処に?

20:49 「だが、死なせたくねぇ。」 

38:57 「火付盗賊改長谷川平蔵だ!」 

43:47 「俺が食ってやる。」 

第11巻

「男色一本饂飩」 

138 第5話 「闇の果て」 -
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第19巻

「雪の果て」

鬼平犯科帳 その他

139    
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劇場版 -
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140
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スペシャル 

山吹屋お勝

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第5巻 

「山吹屋お勝」

鬼平犯科帳は江戸時代中期を舞台にした池波正太郎さんの時代小説で100話以上もあります。原作を数作品しかまだ読んでいないので詳しくはまだよくわかりませんが、原作と映像化されたものは多少違いがあります。8代目松本幸四郎さんから始まり、丹波哲郎さん、萬屋錦之助さんが、主役を勤め、2代目中村吉右衛門さんは4人目の長谷川平蔵を演じたようです。

主な登場人物は、「長谷川平蔵宣以」 二代目中村吉右衛門、 妻「久栄」 多岐川裕美、 息子「辰蔵」、 娘「清」、 密偵「相模の彦十」 江戸家猫八、 密偵「大滝の五郎蔵」 綿引勝彦、 密偵「小房の粂八」 蟹江敬三、 密偵「伊三次」 三浦浩一、 密偵「おまさ」 梶芽衣子、 五鉄の亭主「三次郎」 藤巻潤、 剣友「岸井左馬之助」 竜雷太、 剣友「井関録之助」 夏八木勲、 与力「小林金弥」 中村歌昇、 筆頭同心「酒井祐助」 勝野洋、 同心「沢田小平次」 真田健一郎、 同心「木村忠吾」 尾美としのり 等。

鬼平犯科帳には食事のシーンが満載。食欲が落ちていても、夕食のメニューが決まらなくても、この作品を見たらきっと食べたくなっちゃうはず。いっぱい楽しんでもりもり食べちゃいましょ。

DVDやビデオをレンタルしようと近所のレンタルショップに足をはこんだものの、シリーズが全部揃ってないなんてことは良くあること。私はオンラインレンタルで楽しんでます。無料お試し期間があるので、オンラインレンタル初体験には心強いですよね。レンタルするか購入するかを迷っている方はお試し期間を利用してから決めるのもいいのでは?ちなみに私はTUTAYA DISCAS とDMMの両方のお試し期間を同時に申し込み、サービスを比較検討し、個人的に使い勝手がよかったと感じたDMMのみを使っております。

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注意!ご購入・レンタルの際は念のためもう一度内容をご確認ください。